【まとめ】「大人の発達障害」について知りたい人のための資料

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Twitterの発達障害界隈では、すでに通院している人も多くさんざん語られてきてもいるため話題に上がることの少ない「大人の発達障害」。でも、当事者かもしれないと疑っている段階の方々や、家族、職場を同じくする方々は、簡単でいいから「大人の発達障害」とは何か知りたいですよね。

というわけで、ネット上の、比較的信頼できる情報源の資料を集めてみました。

当事者にありがちな経験のパターンを知る

最初は、最近、テレビ番組で発達障害をテーマに掲げてくれているNHK提供の「大人の発達障害」に関するサイトです。

大人の発達障害|NHK福祉ポータル ハートネット
大人になって初めて自分に「発達障害」があると分かった方、「もしかしたら…」と思う方へ、正しい知識と、生活上のつまずきを解決するためのヒントを提供するサイト。

上のページにアクセスすると、イラスト付きのページが出ます(←PC版で確認)。

  • 大人の発達障害ってなんだろう?
  • 発達障害を生き抜くために
  • 相談窓口・支援団体

という構成が、まだ医療機関などに行ったことのない当事者の方には、そのまま今後の行動の方針になりそうです。実際、Twitterやブログを見ていると多くの方が同じようなステップで支援につながり、自分独自の対策を模索するようになっていってるので、一読の価値がありますよ。

大人の発達障害とは何か、網羅的に知る

次は、発達障害の人向けの人材紹介や就労支援、発達障害者を受け入れる企業への人事コンサルなどを提供している株式会社Kaienさんの「大人の発達障害」についてのまとめです。

大人の発達障害 : 発達障害とは - 株式会社Kaien
Kaienは発達障害(ADHD、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、学習障害等)の方が強み・特性を活かした仕事に就く事を応援する会社です。秋葉原、新宿、池袋、代々木、横浜、川崎、大阪の事業所で1,000人超の発達障害の方が就労移行支援事業を利用しているほか、人材紹介や定着支援、大学生向け「ガクプロ」を活用しています...

わりと網羅的で(←スクロールすると、最下部までの長さにびっくりするかも!)、発達障害とは何か、どのような症状があるか、医療機関や支援についての情報がまとまっています。

補足:監修している医師は誰?

アドバイザーとして「どんぐり発達クリニック」院長の宮尾益知という医師の方が協力しているらしいです。この方、NPO法人の「ギフテッド研究所」の代表者でもあるようなんですよね。

ギフテッド研究所 | NPO法人ポータルサイト - 内閣府
この法人は、発達障害児・者及びその家族に対して、その才能及び能力を引き出すための教育についての調査・研究並びにその結果の公表に関する事業、発達障害児・者に関連する企業・団体・施設等に対しての助言・指導に関する事業、発達障害児・者及びその家族に対しての相談・支援に関する事業等、発達障害児・者がその有する能力を発揮し、自立...

同研究所自体のサイトはないみたいなんですが、2015年くらいには高IQの発達障害児に対するセミナーを開いたりコメントを出したりしていたようです。(下は、ギフテッドコースを持つ教育機関の「翔和学園」のコース開設時の記事。)

高IQの発達障害児学級   「能力のばしたい」東京で来月スタート « 障害者の社会参加を応援するコミュニケーション・アシスト・ネットワーク(CAN)

こっちのPDFファイルを見ると、事前入金9,000円、当日入金10,000円で「ギフテッド教育セミナー」を主催したことがあったようです(2015年3月の話)。

http://www.donguri-clinic.com/gifted_seminar.pdf

「ギフテッドの現場から」と題した講演会に参加していたのは、

  • 早稲田大学理工学術院 河合隆史教授
  • どんぐり発達クリニック 宮尾益知院長
  • かわばた眼科 川端秀仁院長
  • IGOコミュニケーションズ 安田泰敏理事長
  • 翔和学園 伊藤寛晃学園長

でした(肩書きは当時)。

あれ? ギフテッドの知能の発達や非同調的発達、また周囲に溶け込みにくいことに寄るメンタル ヘルスの問題といった重要なトピックについて語るべき心理屋さんが、なんとまあ一人もいないんですね……(困惑)

(まあ、上述のサイトの内容に間違いはなさげなので、こっちのビジネスの件はとりあえずスルーしますか。)

発達障害にありがちな「困った!」への対処法を知る

先ほど挙げたNHKの発達障害特集に関連した「困りごとのトリセツ(取扱説明書)」です。実際の視聴者などの投稿内容を参考に、どのような対処法で楽になるのかがまとめられています

発達障害プロジェクト
NHKの複数の番組で結成した発達障害プロジェクト公式サイト。「困りごとのトリセツ(取扱説明書)」は、発達障害のある人が感じやすい「困りごと」を整理・解説し、当事者や周囲の人の体験談を集めたものです。

自分では「みんなこんなものだろう」と思っていたことが、実は「発達障害に特有の困りごとだった」と気づく機会も得られそう。また、特に職場などでの合理的配慮のために良い資料になりそうです。

全体的に目を通して自分の傾向がわかったら「わたしのトリセツ(取扱説明書)」を作ってみては? 同サイト提供のPDFファイルをダウンロードしたり同じようなまとめを作ったりして、周囲の人に困りごとと対処法を理解してもらうと、便利かも。(いわゆる「クローズ就労」のような、発達障害であることを他者に知られずに過ごしたい方はぜひ慎重に……。)

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/pdf/my-torisetsu.pdf

自分がADHDであるかチェックする

ADHD症状を軽減するための医薬品「ストラテラ」の製薬メーカーの日本イーライリリー株式会社の提供する「大人のためのADHD.co.jp」にはADHDのチェックリストがあります。

大人のためのADHD(注意欠如・多動症)サイト
大人のADHDに関する情報や、充実した社会生活をおくるためのヒント、サポート情報、チェックリスト、体験談など役立つ情報を詳しくご紹介します。ADHDという治療できる病気かもしれませんので。病院検索でお医者さんを検索し悩みや不安を相談してみましょう。

多動と不注意のバランスなどがわかるので自分の特性を把握する第一歩になりますし、症状の度合いがわかるので医療機関を受診したら良いかどうか判断する際の参考にもなります。

公的機関の発達障害の紹介サイトは?

発達障害情報・支援センター

国立障害者リハビリテーションセンターの提供する「発達障害情報・支援センター」は、発達障害に関連した教育・福祉などの制度や、関連機関についての情報もまとめたポータルサイトです。

発達障害情報・支援センター
発達障害に関して、当事者、ご家族、支援者、自治体関係者等に向けて幅広い情報提供を行っています。

ちょっと説明が追いつかないくらいたくさん情報があります。じっくり読み込みたいですね。

みんなのメンタルヘルス(厚生労働省)

厚生労働省の提供する、こころの病気の解説サイト「みんなのメンタルヘルス」の「発達障害」のページ。

発達障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
こころの病気といっても、種類も症状も様々。病名をつける方法は体の病気とは考え方が異なり、主に症状や持続期間、生活上の支障などから診断名をつけます。

発達障害の症状・治療がシンプルにまとまっています。

自治体の支援の参考に~東京都福祉保健局 障害者施策「発達障害」

発達障害であった場合に自治体で受けられる支援についてまとめたハンドブックなどがある、東京都福祉保健局のこちらのページもおすすめです。

発達障害 東京都福祉保健局

ページ下部には、東京都内にある「発達障害”支援”機関」と「発達障害”医療”機関」のうち、掲載OKであったものの一覧が掲載されています(Excelファイルで)(人気が高すぎる機関は混雑防止のために掲載を拒んでいる可能性がありますね)。また、それらの提供している発達障害者向けのプログラムも一覧が掲載されています。

発達障害 東京都福祉保健局

都内や近県にお住まいで、「大人の発達障害を診てくれる、家から比較的近い医療機関はどこだろう?」と受診先選びに悩んでいる方には(たぶん)役に立つと思います。

 

 

ひとまずこんな感じですかねー。

わりと「概要」って感じに留まっているかもしれません。ただ、当事者ブログめぐりをしたことのある方ならお気づきと思いますが、お住まいの地域によって利用できる医療や支援にけっこう幅があるんですよね。詳細は、地域の当事者会や自治体・医療機関・支援機関に実際に赴かないとわからない、なんてことも十分あり得ます。

もし「地域限定だけど、こんなサイトも発達障害かなと思い始めた人に役立つよ!」というのがあったら、コメントかTwitterで@sonoukeikoaddなどでお知らせいただけると助かります。

よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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