ギフテッド児の育て方について考えるべき時が来た(個人的に)

本を読む女の子 Gifted
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子育ての難しさの理由が判明

わが子は生まれた時から他の子と違って気難しく、絶対に抱っこか添い寝でないと寝なかったし、寝ていても1mでも離れると起きるしで苦労していました。

幼稚園ぐらいになると、さらに「上手くいかないことがあると怒る」「(騒いで怒ってはいけない場なので)教室の隅で涙ぐみながら棒立ちになる」などが見られるようになりました。

Twitterをご覧になってた方はご存じでしょうけれども、懸念していたとおり小学校入学後もそれが続いてしまって。事前に教育相談やスクールカウンセラーに相談していたものの、客観的な資料が揃わないため具体的な方策を詰めるところまで行かず、悶々としたまま1学期を終えました。

で、先日ようやく返ってきた知能検査(WISC-IV)の結果を見たら、かなり発達に凸凹があることがわかりました。言語的なほうは140台、反面、ワーキングメモリーと処理速度などは100前後。人の話を耳だけで聞いて作業をする、集中して取り組む、手早く作業するといった点が苦手な反面、理想はすごく高くて、手が追いつかない傾向にあることがわかりました。(というか、何となく知ってたけど、裏付けがとれた感じですね……ようやくです!)

 

調べ物をギフテッド児の育て方のほうへシフトする

このところ、小学校の担任の先生方にどう介入していくかをテーマとしてモノを考えてきていました。

親が「うちの子は実は頭が良くて、自分の失敗から学んでいくのがひどく悔しいのです」「わからない状態になることが嫌いだし、わからないことにより自分を責めがちなんです」とか言っても、根拠なしなら、学校の先生には(新手の勘違いモンスターペアレントが来たよw)と適当にあしらわれるだけ。そこを、教育相談の心理士のみなさんの力を借りてどう動かしていくかが、必要でした。

知能テストでこっちのほうの方策の道筋は見えたので、次は「家庭でどうこの子のあり方を受けとめて成長を促すか」を考えていくつもりです。

天才の育て方?

比較的知能の高い子供が親子関係で感じそうなフラストレーションについては、自分自身の経験から例えば”対等な人間として扱われない”などの理由が思いつきます。

しかし、発達に凸凹のある子供の育て方について別。

私自身は、Aphantasiaという視覚的スケッチパッドが上手く働かずイメージができないというワーキングメモリーの問題はありますが、聴覚的なワーキングメモリーはそう悪くなくて、(まあ、人の動きから場の文脈を推測するとかは苦手ですが、概ねは)凸凹がないですし。親になったのは初めてだし。きょうだいはいるけど、フツーの子でしたし。手がかりがなくて。

 

で、資料ですよ。まずは、自分の育て直しのために、また、万一わが子が知能が高かった場合に何をしたらよいかを学ぶための本です。カビ臭い引越し段ボールの中にあったのを再発見して読んでみました。

これです。

家庭と学校で気を付けるポイントってのが紹介されてたので、ちょっと引用します。

クロス博士は、以下のやり方で、社会的サポートをギフテッド・チルドレンに施すべきだと言っています。

・ギフテッド・チルドレンも第一に子どもだということを忘れない
・先生、親、カウンセラー間でのコミュニケーションをはかる
・ギフテッド・チルドレンに社会的スキルを教える
・ギフテッド・チルドレンにストレスとの向き合い方を教える
・ギフテッド・チルドレンに学業以外の活動を楽しむことを教える
・学校という場所が、どのような社会環境なのかを理解させる
・個々のギフテッド・チルドレンの性格、ゴール、そして必要としていることを学ぶ
・ギフテッド・チルドレンとその家族のためのカウンセリングを見つける
・他のギフテッド・チルドレンと接する機会をつくる
・適応性のある行動様式を教える

石角友愛 2016『アメリカ ギフテッド教育最先端に学ぶ 才能の見つけ方 天才の育て方』文藝春秋, pp.80-81.

わが子はすごい高IQってわけでもないけれど、最近はやりの「非認知能力」でいうところの、集中する力とか何かを諦めずにやり遂げる力とかは抜群にすごいので、そこを大切にするなら、上のような「学校だけに頼り切る」のではない、より広いフィールドにつながって安定して過ごすためのサポートは必要でしょうね。

 

今後の調べ物≒ブログの方針

わが子は自閉症スペクトラムはフツーのようで、どっちかというと共感したり感じ取ったりする、いわゆるHSCっぽさがあります。すんごい過敏ってわけではないんですけどね。

で、YouTubeで海外のギフテッド教育に関する講演会の録画を見ていると、これってけっこうギフテッド児によくあることなのだそうで。

なので、

  • HSC
  • ギフテッド・チルドレンのメンタル面のサポート
  • ギフテッド・チルドレンにありがちな「片付けが苦手」「先延ばし」「自己肯定感ダウン」の対策(←ADHD的な対策も意味があるかも?)
  • 日本国内(特に都内)で利用できそうな教育のリソース(なるべくなら無料かお手頃価格のもの)

といった感じで、ちょい広めにギフテッド児の子育てに役立つ情報をコツコツ探していくことに重点を置きたいと思っています。

まあ、気の変わりやすい私のことですから、三日坊主的に集中したら別の話題になるかもしれないですけども。

 

余談:ギフテッドという言葉

なんか、ギフテッドって言葉以外の良さげな言葉ってないもんですかね……?

書いといて言うのもなんですけど、聞き方によってはすごく誇示しているような、トロフィーワイフじゃなくてトロフィーチャイルド的な感じしません?

ときどきあるじゃないですか、教育コンサルタントっていうか、お金持ってる共働き家庭の暇を持て余している子どもを預かって、バイトの東大生に”愉しい”感じでお勉強させるサービスやっているような組織の偉い人のブログとかで、「実はうちの子もこうやって育てていて、成果が出て、今は国立大学から海外留学して……」みたいなの。

うちが”さえないレベル”の子どもなせいかもしれませんが、現実はそういうことではないと思うんですよね。

ギフテッドみがあるって、たぶん大変なこと

世の中からズレてて適応したくてもできないって子どもが「適応しなくてもいいんだ」と気づいたり、「適応できる部分だけ付き合えばいい」「適応できる相手とだけ付き合えばいい」というふうに割り切ったりできるように、悩みを同じ目線で見ていくとか。

「こんなんじゃ飽きちゃう」「つまらない」「周りと話が合わない」とつまらながっている子の目がぱっと輝くような何かを見せてやったりとか。

なんか、そういう面倒な試みや親のリソースをたくさん注ぎ込まないと元気に生きられないまま育っちゃう子どもなんだと思うんですよ、ギフテッド児って。

実際の親御さんのブログとかで、「子供がこんな成果を出しました」と書いてるのは、そういった苦しい時代を経験してる人がうれしさのあまり書いている面もあるのかな、と思って見ています。

 

発達に凸凹のあるお仲間のみなさんならわかると思うんですが、フツーの幸せをフツーに送れたら、それはそれで楽でいいと思うんですよ。なんつっても過度激動ですからねぇ……。(ああ。なんか人生を振り返って苦しくなってきそうなんで、この辺で。)

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