レースに出るような本格的な自転車乗りさんなら、レースで不正と見なされない基準を満たしたヘルメットを選ぶ必要があるらしいです。
他方、そんな基準なんていらない普通のユーザーの私なんかだと、何を手がかりとして探せばいいのか全くわかりませんでした。
本日購入してきたので、ここに至るまでの選び方について振り返ってみます。
海外製と日本製。どっちを選ぶ?
自転車専用道路が発達しレースも盛んな海外には、レース向けの自転車本体・付属品を作るメーカーが数多くあるようです。ヘルメットも提供されており、輸入品を日本で購入できます。
もちろん、日本メーカーもあります。
ではどちらを選べばいいのか。
ヘルメットの場合、頭の形や大きさを手がかりにするのが大前提です。
特に形はヘルメットのフィット感に影響するポイントで、安全のために必ず把握することが大切。
例えば、西洋人系の頭は前後に細長く、後頭部が張り出しぎみ。
日本人の頭は一般的に、前後は短く後頭部の張り出しは控えめで、左右の幅が大きめなのだそうです。
自分がどちらに当たるのかを知るには、店頭でかぶってみるのが一番。
事前にAmazonなどで調べてみて欲しいと思えるモデルやデザインならそれを、もしなければとりあえず目の前にあるものを試着してみるといいでしょう。
なお、海外メーカーのヘルメットでも【アジアンフィット】という、日本人等の頭の形にフィットしやすい形状のモデルがあります。例えば、これ。
BELL(ベル) ヘルメット 自転車 サイクリング ロード Draft Asianfit [ドラフト アジアンフィット マットブラック AF] 7080363 (頭囲 54cm~61cm)です。
ちなみに、このBELLってメーカーのヘルメットは、私がクロスバイクを購入した自転車チェーン店でも売られていました。(クロスバイク受け取り時には、大人用在庫がなくて試着できなかったんだけど、初心者向けの価格帯だったんですよね……。)
日本製でクロスバイク乗りさんのブログで人気なのは
もし海外製品で不具合があった場合、購入店やメーカーに在庫がなくて交換ができない恐れがあります。
心配性なのと、頭の形が日本人系なので、私は日本製にしました。
そのメーカーがOGK(オージーケー)。なんでも、バイク用品も手がけているそうで、Amazonで検索するとバイク用ヘルメットもヒットします。
上の画像のは自転車用の最高級モデルのようです。
磁石で取り外せるバイザーがついてて、ロードバイク乗車時の低い姿勢の時にいい感じの角度で風よけできる仕組み。
でも、1.5万円くらいするんですよ、2018年5月初旬価格で。Amazon価格でですよ?
一応ダンナがヘルメット代金も出してくれることになってはいるものの、さすがにこの価格は私には高いです。
というわけで、選んだのが下のモデルです。
OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット REZZA
OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット REZZA M/L (頭囲 57cm~60cm)です。
これよりもちょい安い価格帯のものでは、
OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット FIGO G-1ブルー M/L (頭囲 57cm~60cm未満)というものもあります。
購入の決め手になったのはフィット感と軽さ。
REZZAのほうは内側にメッシュ生地が張ってあって、これが頭部全体を包み込む感覚があります。
FIGOはREZZAと変わりがないように見えますが、内側にメッシュ生地はなく、直に内部が頭部に当たる「ゴツッ」とした感触があります。
REZZAは吸い付くようにフィットします。後頭部のダイヤルで締めると、あごひもで固定しない状態でもブレないんです!
なぜヘルメットをかぶるかといえば、うっかり系ADHDerであるためいつ事故に遭うかわからないから。
もらい事故の可能性もあるので、不意の衝突でも外れにくい装着感は譲れません。
加えて、軽さ。
REZZAはFIGOに比べて「頭にのってる」感の少ない、ふわっとした軽さなのがいい!
重さは安心感にもつながりますが、日本女性の平均身長程度の体格なので、疲れないほうを選びました。
(疲れると、ちゃんとかぶらなくなるかもしれませんからね、私の場合。)
もっとも、この2モデルの「感じ」の差はほんのわずかです。
より価格帯の低い他メーカーの製品ではもっと固い感触で、体感ではFIGOの1.5倍くらいの重さのヘルメットさえありました。
「店頭ではFIGOしかなかった。REZZAはいいらしいが未試着で購入は避けたい」なら、FIGOも十分ありだと思います。
OGK KABUTO REZZAで初めて走った感想
クロスバイクを長く走らせることすら今日が2回目という初心者ですが、念のため感想を書きます。
OGK KABUTO REZZAをかぶって走ると、安心感が大幅にアップしました。
自転車も通行可能な道が歩行者で埋め尽くされている場合には車道を走る場合もあったのですが、購入前まではおっかなびっくりで走っていました。(転んだら死にそうだから。)
そのため、妙に腕に力が入ってしまって、ハンドルがフラフラすることも。かなり危険でしたね。
でも、購入してRPGの勇者よろしくその場で装着しての帰り道は(車道じゃなかったですけど……)、かなりゆったり走ることができました。
フィット感がいいので、前頭葉をしっかりカバーするような深いかぶり方をしていても、前滑りして視界を覆うことはありません。
自転車店から自宅までの3kmもすいすいと快適でした。自転車ライフがより楽しくなりそうです。
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