クロスバイクを受け取ってきた
半年くらい悩んでいたクロスバイクの購入ですが、半年悩んだ末に購入するに至りました。都内に複数店舗のある自転車チェーン店のオンラインショップで購入して1週間くらい経ってから、店舗に着いた旨連絡が。
悪天候や仕事の忙しさから解放された、ちょっと汗ばむような春の日の本日、自宅から最寄りの店舗で受け取ってきました。
最寄り店舗までは徒歩で約1km。「自宅に持ってきてもらったほうが便利じゃん」と思いますよね? しかし、店舗で受け取る利点がたくさんありました。
今日は仕事そっちのけで(←ダメ!)自転車を受け取ってきた。クロスバイク。クロスバイクの購入にあたってのポイントは、
・店舗で買おう
・事前に使用方法を確認しよう
・付属品を持参しよう
・店員さんには遠慮なく質問しよう
(不安な点をつぶやこう)
・店員さんの自転車ライフに耳を傾けよう— 園生恵子 (@sonoukeikoADD) 2018年4月26日
上には入れてないけど、通販して自宅受け取りだと防犯登録ができないんですよ。詳しく調べてないけど、店舗が仲介してくれるところ、たぶん自分で警察署とかに行かないといけないんじゃないかな? まあ、近くに警察署あるって方はそれでもいいのかもしれませんが。
私としては店舗はすごく良かったのです! 忘れないうちに、理由をちょっと詳しく書いてみようと思います。
お店へGO!の理由【その1】事前に使用方法を確認できる
「店舗で受け取って良かった!」と心底思った最大のポイントはギアの使い方がわかったこと。
私の購入したKhodaa Bloomのクロスバイクには前と後ろのタイヤにギアがついています。前が3段、後ろが9段だったかな?
子供の頃、父親が「これに乗るなら新しい自転車買ってやる」と言って、仕方なく乗ることになったなんちゃってロードバイクですら真ん中にシフトのある6段変速でした。つまり、多すぎる。
しかも、この前後のギアの操作は、ハンドルの左と右に分かれているんですよ。しかも、チェーンを「大ギア←→小ギア」て゜移動させるために、
- 左手の人差し指&親指で前ギア
- 右手の人差し指&親指で後ろギア
を操作しないといけないんですよね。
注意が必要なのは、ブレーキは、
- 左手で後ろブレーキ
- 右手で前ブレーキ
という点です。ギアとブレーキで左右が逆なんですよ。聞いただけじゃわけわかんないですよねw
逆に言えば、そんなことも知らない状態だったので、以上を見せてもらいながら確認できたのは、全体のイメージをつかむ上で大変に参考になりました。(前を最大ギア、後ろをギア最小とか、大小逆とかにしてしまうと、チェーンが斜めになって外れやすいという注意もナイスでした。)
お店へGO!の理由【その2】付属品の取り付けアドバイスがある
事前に、こちらはAmazonで購入しておいたケーブルロック2種類をバッグに詰め込んできていたので、ついでに使い方も教えてもらいました。
いわゆる「地球ロック」「アースロック(アスロック対潜魚雷を連想しちゃいますね)」で自転車を構造物に固定すると持ち逃げしにくいということで、ロックのケーブルを通す位置も一応確認。
ロックのうちの1本には自転車のフレームに取り付けられる付属物があったんですが、それについても、当初自宅で考えていたのとは違う場所を提案してくれました。(短足なのでサドルの下に収まらなさそうだったんですよ……。)考えればわかることとはいえ、先に指摘してもらえたほうが脳がエコドライブで済むので助かります。
お店へGO!の理由【その3】自転車乗りの見解が聞ける
とにかく「足が届かないかもしれない」ということが心配でならなかったのですが、その点についても助言が。
- 乗り始めて間もない頃はフラつくことが少なくないので、サドルは低めにしておいたほうがいい。具体的には、サドルにまたがってみて、足の裏が半分くらい地面に触れる高さ。
- 慣れてきたら、つま先が付く程度、あるいは右足をペダルに乗せたまま、自転車を斜めに傾けて降りるといい。
- もし、サドルを高めにしてから足が付かないと心配になったら、サドルの前に降りてフレームにまたがるようにすれば大丈夫。
とのこと。
ふだん乗っている人から聞くと、なんだか具体的なイメージがわきます。実際目の前でそのような仕草をしてもらうと、想像力が刺激されて記憶にも残りやすいですね。
お店へGO!の理由【その4】一歩先の自転車ライフをのぞける
店員さんに「どのくらいのところまで走りますか?」と問われて、最寄りから一つ先の駅の名くらいしか答えられなくて。だって自転車で車道を走ったことなんてもう何年も経験ないですからね、ついこの間まで、地方で車生活していたんですもん。
「この自転車なら、もっと遠くまでいけますよ……!」と控えめながら熱のこもったアドバイスにちょっと心を動かされました。うん、頑張りたいな。自転車で遠くのカフェに行くとか、なんかちょっと都心に住んでる人みたいなシャレオツなことは、たしかに一度はしてみたいかも。
じゃあ、そういう店員さんはどこまで行ってるんだろうと思ったら、私もよく知ってる複合商業施設までクロスバイクで行ってると。その距離、約10km。車でも20分ちょいかかります。
ほんとにそんなところまで自分の足で移動できるのかな……?
たしかにクロスバイクユーザーのブログを読んでいると、だいたい10~15kmくらいはフツーに移動できるようになるみたいなんですよね。なんて言ったかな、ポタリングか。
ポタリング(和製英語: pottering)は、一人か家族連れや気の合う仲間で、近郊を「散歩」程度に軽くサイクリングすることをいう
お店へGO!の理由【その5】近隣の盗難事例などを教えてくれる
「盗難なんて聞いたことがない」とわがマンションの管理人さんは言うのですが、実際どうなのか?
例えば、最寄りのバス停前にはかれこれ3週間くらいサドルのないクロスバイクが止まってるんですよ……。(防犯登録もしてあるようなんだけど、警察の人は春の交通運動とかで忙しくてチェックしてくれてないのかもしれない。)
良いメーカーのサドルやギア、ペダルなどを既存のクロスバイク部品からアップグレードしていく人が少なくないらしいんですよね。ママチャリで走るときと違って「より速く、より軽快に」を追求したくなるようです。
で、そういうパーツですが、特に後部のギアは枚数が多い分だけ高価なので、盗難に遭いやすい。ギア付きのタイヤだけ持って行ったりとか、その他、もろもろ外していく場合もあるそうな。なので、自転車ブログのみなさんは対策として「地球ロック」「複数ロック使用」を強くオススメしています。
でも、まるごと持って行く場合もどうやらあるようで。
店員さんが言うには、マンションの駐輪場というのはこの辺り以外でもよく聞くけれど、戸建て住宅から盗まれた例もある、とのこと。変に奥まったところに駐輪しちゃうと使用頻度が何となく減りがちになるだろうけれど、かといってアクセスしやすいところに置くのはオススメできない。できれば、マンションの駐輪場でもアースロックするといいですよ、とのことでした。
他には?
あー、なんか長くなっちゃいましたけど、そんなこんなで、主な「店舗で購入/受け取り」のメリットのご紹介は終了です。
あと付け加えるとしたら、チェーン展開している自転車店だと、同じチェーンならどの店舗でもサービスの受けられる有料アフターフォロープランを設けている場合があります。
クロスバイクは週1か2週に1回はタイヤに空気を入れ直す必要があります。ゲージ確認しながら適正な空気圧にするために空気入れを幾度もシュコシュコするのは、どうやら大変みたいです(特に夏場)。プランに加入してさえいれば、それが無料になったり。ほかにはチェーンやギアのメンテナンス(注油、チェーンの緩みチェックなど)も無料でしてもらえたりします。
行くのが面倒だったり、ついでに家族のもやっちゃおうという気持ちでチェーンオイルとかは購入しちゃいましたけど、気が向く限りは全部お任せしようかなと思います。幸い、専業主婦ベースの内職erなんで、待ち人数の少ない平日昼に行けますしね。
当初の予定どおり、図書館やちょっとした買い物に使って、少しずつ自転車用の筋肉をつけるところからですかねー。頑張ります。
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