ここ半年の旧JISかな入力の速度アップの過程をグラフにしてみた

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旧JISかな配列を練習し始めたきっかけ

実は小学校3年生の頃、親戚の叔父さんから東芝ルポのブラウン管画面付きのワープロをもらって、それから高校1年生になるまで旧JISかな入力していたんですよね。
ところが、生徒会で一緒になったむかつくネクラ男子から「ローマ字入力しないなんてダサい」的なことを言われまして。

その後、猛特訓の末、思考とローマ字入力が同時でできるくらいにまではなんとか持って行くことができたんです(考えるのが遅いんで、370字/分くらいにしかなりませんでしたが、まあ、仕事するには支障なかった)。

その後、ライティングの内職をするようになって、合計1万字の文章を入力する日が出てきました。1万字の文章といっても、実際に入力する文字数はもっと多いです。漢字変換もありますが、ローマ字入力の場合はローマ字からひらがなに変えるプロセスが入ります。
体感ですが、漢字かな交じりの文章を書き上げるとして、打鍵数の20%くらいが実際の文字数になるかなという印象です。つまり、ローマ字入力で1万字入力するには5万回くらい打鍵する必要があるわけですよ! そりゃ、手が痛く&手が固まるわ、っていう。

この負担を軽減するために、2017年9月頃から旧JISかな配列のキーボードでの旧JISかな入力を始めました。

[su_note note_color=”#d7fcc7″ radius=”11″]

「旧JISかな」といってもタイピングに興味のない方はご存じないでしょうねぇ。一般的に販売されているひらがな刻印のある外付けキーボードに印字されている「かな」の配置が旧JISかなです。

どうやらこの配列以外に(もうちょっと入力しやすいように考えられた?)新JISかな配列というのもあるらしいんですよ。先に広まった旧JISかな配列が定着してしまっていたせいか、家電店でも見たことないですけどね。

[/su_note]

旧JISかな入力開始当初

最初はこんな感じ。


「打鍵数の20%が実際の漢字かな交じり文の文字数」という法則でいくと、1分間110文字はそのペースのまま入力して1時間1,320文字の文章が入力できるかどうかというところ。
文章のほかに文字修飾や画像探しなど加わったら、最低賃金を大幅に割ってしまいます。在宅ワークとはいえ、それは避けたい。

ということで練習を続けて参りました。

半年の練習を経て……

2017年2月末でちょうど半年が過ぎたので、過去のツイートをあさって、e-typingの成績をグラフにしてみました。

一応、グラフの元データについてメモっておきましょうか。

通常、e-typingでの入力速度のグラフやランキングは「腕試しレベルチェック」を利用した場合しか表示されません。
こちらのグラフは、腕試しの結果と「今月のタイピング」の長文課題の結果が混ざっています。
腕試しは一文ずつ表示される文章を入力していくので、反射的に入力できない初心者がやるとパフォーマンスが下がるんですよね。
あと、言い回しが口語体なのも悩ましい。入力している時の頭の中の文章のモードが定まらないので、毎回課題の文をよくよく見ながら入力することになってしまい、この点もパフォーマンス低下の要因になります。
そんなわけで、私の練習はもっぱら長文課題です。こちらのグラフの元データも8割くらいは長文です。

e-typing-score-20180305

さて。結果ですが、ほんとに最初の時、データに入ってない期間が1~2週間ありました。当時はひらがなて゜40字/分とかだったのですが、半年を経て今やその5倍の速度で入力できるようになりました。
すごくない?
濃く太いピンクの線はトレンドライン。ちゃんと上昇傾向になってて、いや、われながらよくやったなと。

集中して文章を書いたとして、2,400字/時。まあ、実際にはそこまでいかなかったとしても、2時間あれば2,500字書いて画像もつけて、WordpressサイトでCMS入稿などもできます。
ようやく最低賃金を割らないで仕事ができるようになりました。
(ちなみに、現在、このブログの文章も旧JISかな入力で書いています。)

今後

今後なんですけど、ちょっとやる気を失いつつあります(笑)。
ひとまず上手に入力できるようになったきたので、気張って練習するのはこのくらいにしようかな、と。

世の中には本当にタイピング速度の速い人たちがいて、例えばトップレベルだと400字/分くらいで旧JISかな入力できてしまうんですよ。
でも、そこまでやるとしたら、たぶん年単位で修行しないと無理だと思うんですよね。自然に入力する生活を続けて、記号や小文字も考えずに&ミスもなしに入力できるくらいでないとダメでしょう。
(正直、今もそうできているつもりなんですが、実際に仕事で使う段になると自分の思考を文字化する速度が早くならない限りは入力速度も変化はないかなぁと。頭のスペックを上げないとダメですね……。)

1年後に200字/分くらいでの入力が「今日遅いな」と思えるくらいになれたら、いいかなぁ。

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