精神障害者保健福祉手帳を取りたい、けどどうなの?

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精神障害者保健福祉手帳を取得しようかな……?

ひらめいた
基本的に細かい話を説明することのないブログなんで、ここでは説明することはしないんですが、精神障害者保健福祉手帳(リンク先は東京都の説明文;テキストファイル)というものがあります。
自治体の障害福祉課とかに申請すると取得できる「手帳」で、3級から1級まで、精神障害の深刻度に応じた等級の証明みたいなものとして機能するそうです。
これ手帳を添えて公的機関や銀行、公共交通機関で手続きすると、住民税とかの減免ができたり預金が非課税になったりします。

こういうの、いらないかなぁと思ってたんですよ。

ADHDerのツイッタラーの多くの方が、「たぶんうつなど併発していないと3級くらいだし、3級だとそこまでメリットないと思いますよ」とおっしゃるので。
私の場合、とりあえずストラテラを服用してさえいれば、なんとか社会生活は送っていけるので問題ないかなと思って。

でも、気づいたんです。
よそのお宅は毎月精神科のクリニックに通って5千円(自立支援がなくなったら1万円近く)を消費する必要がないんですよね。
私は、単に生きているだけで、ほんのちょっとの家事と在宅ワークと育児を平行するにも服薬が必要なんです。
ものすごく金銭的に損しているような気がしまして。

以前、ダンナに「精神障害者保健福祉手帳を取得したら税が安くなったりするんだって」という話をしたことがあります。
何となくその話を振ったのは、給与所得者だし扶養家族について記載する紙で「障害者」と人事担当者に知られてしまうだろうけれども(もっとも、個人で確定申告すれば問題ないでしょうが)、その点についてどう思うか知りたかったから。
私のようなお荷物がいることについて、ダンナがどう考えているのか知りたかったからです。
結果は「いいんじゃない? 取れば?」でした(軽いよなw)。

正直、住宅ローンと教育費でカツカツだし、一縷の望みをかけて、手続きしようかと思います。
(まあ、頑張るのは主治医ですけどね。ほんと頑張って! 先生の文才にかかってます!)

手帳利用で心配があるけれど、お金で解決できることは多い

自分が発達障害者であることは受け入れられたものの、他人にそれを知られることに関してはまだ躊躇する部分があります。
親しい友人は、もともとまともな人しか友人として残ってないので、話しても特に問題ないんですけど、問題はPTAとかの人。

精神障害者都営交通乗車証で交通費は安くなるが……

都電・都営バス、都営地下鉄などを利用するのがお得になるのが、精神障害者都営交通乗車証です(全運行区間を無料で利用可能;ICカードのPASMOなど)。
でもね、電車はともかく、利用頻度の高いバスでは近隣の知人に遭遇するかもしれない。
バスでも運賃が半額になる割引が利用可能なんですよ(路線は【東急、京王、西武、国際興業、小田急、京浜急行、関東、京成、東武、立川、西東京、神奈川中央交通】;乗車時に手帳を見せる)。
もし、五体満足な知人がバス乗車時に運転手に何か見せて乗車していたら、「精神保健福祉手帳で安くしてるんだな」というところまでは簡単に推測できそうです。
そこから先は声をかけられることなく、理由を憶測されると思うんですよ。
だって、眼瞼下垂で手術して二重になったのも、みんな気づいているんですよ、目線が二重のところで止まりますからね、でもだれも「なぜ?」「何があった?」とは質問してこない。
憶測されている間に変な噂が広まるのは避けたいじゃないですか。

世間体を気にしていられない事情はある

そうした他人目線に怯えながらも「手帳、取っておいたほうがいいんじゃないかな?」と思う理由もあります。

例えば、今以上に通院などで出費がかさむかもしれないという心配とか。
母がガンで数年以内に死にかねない状況なので、自分でも予期しないほどダメージを受けるかもしれません。
もしそうなれば、今はまだ通ってないカウンセリングが必要になる日もくるかもしれない。
カウンセリングって、ちゃんとした人に頼む場合、1時間で1万円前後(臨床心理士or医師による自由診療)かかることも少なくありません。
今の小遣い稼ぎじゃとても間に合わない!

でも、これ以上仕事を増やすか、在宅ワークでない形で仕事をするなら、メンタル面でMPをガリガリ削りながら働くことになります。
カウンセリングに通いながら必死に仕事するとか、だいぶきつそうなんですよね。
そもそも、時間通りに出勤して時間通りに仕事を始めるというところからすでにかなり苦痛を伴うと思うんですよ、たぶん。
職住接近を狙うとしても、育児難易度Super Hardのわが娘が就学し始めるので、そのあたりのケアでの心労であまり余裕がないのではないかという気がします。すごく。

さらに、母の死後に実家の人間関係のバランスが崩れることが予想されます。
ひきこもりの30代に入った弟と、ひたすら身近な人間をdisってマウンティングを繰り返す父が一つ屋根の下でうまくやっていけるとはとうてい思えない。
なにがしかの介入をするとして、実家までの往復を繰り返す必要が出てくるでしょう。
そこら辺の出費も痛い。
たぶん、心労もきつい。
となると、事前に精神障害者保健福祉手帳を取得して、税金の軽減でクッションを作っておいて、後のQOLに備えたほうがいいんじゃないかという結論に至るわけです。

資料(追記 2018/3/1(木) 7:15PM)

東京都の精神障害者保健福祉手帳制度のリーフレットなどのサイトにリンクを張っておきます。

それから、ADHDerでADHD情報ブログを書いていらっしゃるラスカルさんの記事。


最後は、慢性疲労症候群で発達障害や心理学の本を数多く読みこなし紹介しておられるyukiさんのサイトから。

一応、取得する過程はちょくちょくメモっていこうと思います。

資料、追記ね。

障害者控除の節税効果は?

では障害者控除によって、どれくらいの節税ができるのでしょうか。先の例で見てみましょう。

■同居特別障害者である配偶者のいる年収600万円の個人事業主の場合年収600万円、経費250万円、所得控除38万円の個人事業主が、同居特別障害者である配偶者の障害者控除を適用した場合、所得税と住民税の節税額は下記の通りです。

・所得税……113万円×10%=11万3,000円
・住民税……86万円×約10%=約8万6,000円
※復興特別所得税は含みません。
※住民税率は約10%として計算。

所得税、住民税の障害者控除以外にも、障害者や障害者の親族が活用できる制度は数多く設けられています。各自治体の福祉課などからの情報をもとに、活用できる制度をしっかりと把握しておきましょう。

私の場合は「同居特別配偶者」じゃないので、所得税のほうは38万円+27万円、住民税のほうは33万円+27万円で仮にダンナ年収が600万で自営業とした場合なら、6.5万円+6万円で合計12.5万円とかになるのか(バレエの発表会分くらいは節税効果があるぞ)。
これも。

納税者自身、同一生計配偶者(注)又は扶養親族が所得税法上の障害者に当てはまる場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを障害者控除といいます。
なお、障害者控除は、扶養控除の適用がない16歳未満の扶養親族を有する場合においても適用されます。

(注) 同一生計配偶者とは、納税者の配偶者でその納税者と生計を一にするもの(青色事業専従者等を除く。)のうち、合計所得金額が38万円以下である者をいいます。

実は青色申告しようかと考えていたんだけど、年間の稼ぎはまだ38万円以下と少ないし、この分だとそのまま個人事業主にならないのもありかもしれないな……。